7月19日：木瓜爺撮歩09-2 初沢城址周辺 登山練習！山王社・金比羅神社？

駐車場の入口付近で、山側を見ますと鳥居が見えました。

山王様は山の上のようです。長い階段です。爺は、普段の散歩で、６０段の石段なら一気に登れるのが正常な状態。４０段で一息いれないといけない状態は、なまってしまった状態です。暑いので最近浅間岳を歩いていないのが、気になり出しました。おまけに、手すりは傷んで頼りにならないらしい。覚悟を決めて出発！

いけません・・５０段くらいで、はあはあです。深呼吸して、再出発。見えている石段は８６段でしたが、その先にまた石段。今度は４６段でした。途中右手に墓地がありましたが、ここに墓がある方は、８６段はあがらないといけないのですねえ・・・大変だなあ。

これが社殿？　覆殿のようですね。中は木造の社殿でしたが、裏の方を覗いてみました。

これが、原 社でしょう。社殿の真後ろにありました。いかにも、山の神様です。右脇にはこんな神社が並んでいます。

天神社、弁財天社、愛宕社、住吉社、おなじみの方々？です。

この後ろの崖は登れるのかなあ？　左の方に多少、道のように見えるところもありますが、すぐ藪に遮られてしまいます。どうも初沢城址への登山道は残っていないようです。こちら側からは駄目なのかなあ・・・あきらめて、１３２段そろそろ下りました。すぐ脇にトイレがあったので、用足し。トイレの番人を忘れていました。うすさま明王と書かれています。漢字の表現はいろいろあるようです。世の中のすべての穢れや悪を浄めてくださる明王なので、お寺の便所によく祀られているそうです。

 

 

高乗寺にお別れして、参道を浅川中学めざして戻ります。なぜ、浅川中学なのか・・・「東京都の歴史散歩」という本には「高尾駅南口の浅川中学校の西南に初沢城址がある」という書き方をしていたことを思い出したのです。

民家の屋根越しに山を眺めて、あのコンクリート壁の上が、多分、城址なのだろうなあ・・・

こちらの方から入れそうな道はあったのですが、「初沢橋工事中のため全面通行止め」というビラが貼ってありました。その道を行くと、この補強してある斜面の下には行けそうでした。

反対側にも山があるのですが、そこに看板を見付けました。「金比羅緑地」とあります。私有地なのだが、自然保存的な意味で開放しているというようなことが書かれています。

注意深くあたりを見回すと・・・

この小道が「浅川金比羅参道」らしいのです。この日、磁石を持って行くのを忘れたのであまり深入りは出来ないのですが、近くにあるならお参りして行くか・・・地図には全く記載されていません。勿論地図には道もありません。

山の上までにあれば・・・と、小道に入り込みました。ごらんのとおり、いきなり登りです。

足元には小さな花が咲いていました。

道しるべが、少々心細いのです。大丈夫かねえ？

斜面をじぐざぐ登ること数分、尾根筋にでました。十字路になっています。ところが、肝心の場所に道しるべがありません。どのみちを行けば良いのやら？

これは、尾根をより高い方に進む道ですが、どうも「通せんぼ」をしているみたいですねえ。反対側の尾根道はというと、これです。

広い道です。が、足元に横たわる倒木・・・これが「入るな！」でしょうか？　残る一つは山を下る方向になるのですが・・・　あっ！　道標を今ブログを書いていて発見しました。

この右下隅の板です。こんな所に隠れていた！　多分　このみちが正解だったのでしょう。爺様は尾根に出るまでにあれば寄ろうと考えていたので、尾根を越えてまで行く気はなく、ここで引き返すことにしました。

来た道を下ってもとの道にもどり、自動販売機があったので、冷たいコーヒー缶を買って飲んでいると、浅川中学の生徒達が下校してきました。そこでシャッターを切ったのが、昨日の写真です。

お地蔵様に道を尋ねるまでもなく、生徒達に逆行してゆくと、中学の前を通過しました。

この中学自体がお城みたいに立派な石垣に囲まれていますね。感心しながら通り過ぎたところで、見付けた怪しい門。

見るからに怪しいでしょう。入らずばなるまい。しかし、また階段です。今日は足の運動日だ・・・・階段を上ったところで、前に・・・・また、階段が現れました。　合計９１段。これで何もなかったら、訴えるぞー